昨日、ぴょんたと二人で畑に出た。奈良盆地の一角にある我々の畑の周囲を見渡すと、稲を刈り取った田んぼがたくさん目に入る。秋が深まってきた。とはいえ昨日は全国的に暑く、各地で最高気温30度を突破していた。畑仕事にいそしむうち、けっこうな量の汗をかいた。
畑で何をしたかというと、まず、種まきを先日やったばかりのダイコンがどうなったか様子を見た。芽が出始めていた。よかった、よかった。

次にタアサイの種をまいた。葉物野菜である。

畝に二筋、浅く細い溝を掘り、ゴマのように細かいタアサイの種をザザザァーッとテキトーにまいた。その上に柔らかな土を薄くかぶせた。タアサイの作業、完了。

次にワケギの球根を植えた。(ダイコンもそうだが)植え付けの時期がちょっと遅いきらいはある。だがこの際、そんなことはいちいち気にしない。植えてしまえ。

マルチシートをかぶせた畝に所々穴を開け、一つの穴に球根を一つずつ植えていく。球根全体を土に埋もれさせてはいけない。少し頭を出してやるようにした。
穴と穴の間隔は20㌢くらいにしたが、ちょっと過密状態になったかもしれない。本当はもっと余裕のある植え方をするつもりだったが、畝の広さに対して球根の数が多く、そうなってしまった。でもまあよい、そんなことはいちいち気にしない。
タアサイとワケギを合わせて、長さおよそ10㍍ほどの範囲に植え込んだ。あとはうまい具合に育つか、様子を見守ることにしよう。
夏場から育てているツクネイモは、青々としていた葉っぱがここに来て、枯れ始めた。ということは、収穫時期が迫っている。地中のイモはどんな状態になっているのか、それはまだ誰にも分からない。

ダグラス・ホフスタッターが書いた本は「ゲーデル、エッシャー、バッハ」、わたしたちが植えたのは「ダイコン、タアサイ、ワケギ」。この二つには何の関係もないーーと、どうでもいい想念にとらわれるうち、この日の畑仕事が終わった。 (2026.10.22)
