きょうは、我々の農の師匠であるしょういち先生の田んぼに行き、先生の稲刈りを手伝った。
昨秋もお手伝いに行ったのだが、そのときは「十数年もの」だという先生の稲刈り機が故障し、動かなくなるというトラブルがあった。「今年はどうするんだろう」と思っていたのだが、先生は中古の稲刈り機を買って、今年の収穫に備えておられた。
作業は先生とご兄弟、わたし(ぽんきち)、ぴょんたの4人で行った。先生が持っておられるたんぼをすべて一気にやるのはむりで、作業の対象は田んぼ1枚(1反)である。
基本的には、しょういち先生が稲刈り機を運転し、どんどん米を収穫していく。稲刈り機には米袋がセットしてあり、前進するのと並行して袋の中に米粒が絶え間なく送り込まれる。米袋がいっぱいになったら、それを私たちが稲刈り機から外し(そのときはもちろん、稲刈り機も停止)、軽トラの荷台に運び込む。軽トラの荷台がいっぱいになると、近くの先生宅にある農作業小屋まで運搬し、荷台から降ろす。
10袋、20袋と作業量が増えていくうちに、それなりに汗もかくし疲れも出てくる。注意しないと腰を痛めそうだ。けっこうな肉体労働である。

せっかくなので運転してみなさい、という先生のご厚意で、わたしとぴょんたも交代で、稲刈り機を駆動させた。手でレバーを操作し、前進、後退、右曲がり、左曲がりができる。そんなに難しいことはない。稲刈り機の座席はけっこう高さがある。そこから農村地帯である現地の風景を眺めてみると、周囲360度、稲穂が実っていたり、きれいに刈り取った跡が見えたりで、「瑞穂の国の秋」といった風情であったことよ(←末尾だけ古文の感嘆調)。(2026.10.10)
