昨日は、午前中にけっこうな量の降雨があり、午後には雨が上がった。わたしの生活圏である大阪~奈良にかけての話である。「雨が降ったあとは、土が軟らかくなり、雑草を引っこ抜く作業も少しはラクになるのではないか」と考え、昨日の午後は畑(奈良盆地の一角)に出て、除草作業をした。

畑に出てみると、相棒のぴょんたと2人で先週掘った溝に雨水がたまっていた。たまった水はちょろちょろと流れ、畑のすぐそばにある排水口へと吸い込まれていく。できれば、もっとどんどん排水したいところだが、畑の溝と排水口との高低差があまりないので、そんなに調子よくは流れていかない。
溝の側面の少し崩れたところがあったので、補修していると、畑の近所に住む農のお師匠、しょういち先生が自転車に乗って「ごくろうさま~」とやってきた。しょういち先生は溝にたまった雨水を見て、「排水が少し滞っているけれど、溝を作っておいた効果はあったようですね。溝がないよりはだいぶいい」とうなづき、「ではまた。ごくろうさま~」と去って行く。
4反ほどの農地のうち、畑にして溝も掘ってあるのは、まだほんの一部分にすぎない。しばらく遊休地になっていた土地なので、雑草の大海原のような光景が広がっている。雑草除去を進めなくてはならない。立鎌とスコップを使い、雑草退治に乗り出した。
イネ科(?)の雑草は、群生して地下にバスケットボール大の根っこの塊を作っている。こいつを取り除くのは骨が折れるが、今回は「雨の後なら抜きやすいのでは」というもくろみが当たった。たっぷりと水を含んだ土壌はふだんより重いが、とにかく軟らかい。雑草の周囲にスコップの先を食い込ませ、土を起こし、根っこの塊ごとごそっと引き抜く。
途中、ぴょんたも車でやってきて「きょうは手伝えなくてごめ~ん」と言い、畑の近くに立つ農機具小屋から鍬などを運び出し、車に積むと「じゃあまた来週」と去って行った。今週末、中国山地の知人のところへ農作業をやりに行くので、道具を取りに来たそうだ。
そのようなわけで、わたしは2時間半ほど雑草除去を続けた。まだ明るいうちに、30平方㍍ほどにわたって、雑草のない区画を新たに設けることができた。その後、公共図書館に向かい、予約してあった本「宮本常一 民俗学を超えて」を受け取った。夜は、囲碁のネット対局にいそしんだ。いろいろできた1日であった。(2026.3.20)
